TOP > 私の「とても分かりやすい」履歴書 > 作文 > 「致知」感想文 > 2022年12月号

この作文の作成日 : 2022/11/19

ページ新規作成日 : 2026/01/03

ページ最終更新日 : 2026/01/03

題材 : 利他の心こそ 繁栄への道


 強い信念を持って仕事に邁進し、その情熱で周囲を巻き込み、結果的に大きな成功を収めた稲森さんの人生に対して、改めて非常に感嘆した。

 ご本人のお話の中で、中小企業の経営者の方々について「自分が偉くなってお金持ちになりたい」という動機で会社をつくっている人が多いという言葉があったが、私もその通りと思う。私はアプリシエイトを含めて三つの会社に所属してきたが、社長およびその中で出世するようなタイプの方といえば、いわゆる、昭和のモーレツお父さんのような方が多かった印象だ。逆に言えば、中小企業にありがちな過酷な労働環境の中で生き残り、勝ち上がっていける人となればそのくらいの強引さとエネルギーがどうしても必要だったということなのだろう。

 稲森さんにしろ、他に有名な歴史に残る名経営者にしろ、その偉大な功績の陰には、なかなか世間の目には触れないところで彼らを支えてきた従業員やご家族たちの存在がある。伝わる話を聞くに、ご家族たちは、成功の陰で犠牲になっていたケースが多い。これからの時代は、そこも直視し光を当てていかぬわけにはいかないだろう。